オーナー:桑畑さん
場所:三股町植木
材種:カナダ ホワイトパイン
平成12年4月18日-キット到着/完成は13年3月
基礎・躯体組建て・屋根工事は専門業者に委託(約3週間)
以後10ヶ月、週末を利用して、すべてをセルフビルド
桑畑さんご夫妻のお話をまとめてみました。
宮崎産経大学の南、都城市と接する広々とした住宅街で、ひときわ目立つログハウス。 アウトドア雑誌”BE-PAL”でログハウスに出会ったのは4~5年前。 ドライブがてら、夫人とログハウス見物に出かけ決心。 しかも、セルフビルド! 「ログビルダーのスクールに通い、その充実感と緊迫感に、夢の実現を確信しました。」 電話台・靴箱・イス・テーブルなど、自作の家具が一杯。 |
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セルフビルドの順番は? 「組建ての途中から外部塗装を始め、将来ストーブを購入予定だったので、屋根工事の時に煙突を設置しました。その後は、断熱材を入れて屋根天井、間仕切りの壁、床、設備機器、電気の順番になります。」 |
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北側の二階には両サイドに大型のシェットドーマー(出窓)。広い空間と十分な採光を確保。基礎の高い分床下は乾燥し、ログを湿気から守り、床下収納も広くとれます。 | 東側には、自作の広いデッキ。左のテントには、余った材がまだ沢山積んであります。今後何が加わってゆくか、楽しみの在庫も豊富です。 |
ドーマー・煙突・天窓。ログハウスの”屋根の三役”揃い踏み。 天窓は壁窓の三倍の採光量。玄関からリビングを明るく彩ります。 |
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一階南側には、広々としたリビング・ダイニングと使いやすそうなキッチン。それに水回りと広い洋室。 二階には、南側にバルコニーとフリースペース、北側にワンルームの子供部屋。 「間仕切り壁を設置して二部屋にするのが、近い将来の楽しみ」 「予想通り、冬温かく夏涼しいし、梅雨のジメジメや窓の結露も無いです。」 |
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「強いてマイナス部分をあげれば、生きた材ですからヒビも入り、水のにじみが時にあります。セトリング(躯体の沈み)を設備屋さんなどに理解してもらえず、困ったこともあります。」
完成した時に思った事は「次に何を作ろうか?!」 広い前庭には、次の作品が・・・ |
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これからセルフビルドされる方にアドバイスを? 「無理しない事、そして、気持ちに余裕を持って、何とかなるさと大らかに!」 「喜んで応援に行きます!」 |
いつか薪ストーブを設置しようとの計画から、建築の時に外部煙突が設置されました。そしていよいよ、その時がやってきました。 | |
ところが外部煙突は外国製、薪ストーブと内部煙突は国産。煙突の直径サイズが微妙に違います。 | |
さすがセルフビルドをされただけの事はあります。サイズの違う煙突がしっかりと接続されています(左)。 耐熱フロアも立派に造作され、ホンマHT-620がどっしりと鎮座しました。 |
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この冬、さっそく活躍の痕跡が! お二人のかわいい子供さん達も、お気に入りのご様子でした。 |
「我が家もどうぞ見て下さい!」とのお返事を頂きました。
メールなりお電話を頂ければ、ご都合をお聞きして、ご連絡致します。