ビルダー:高橋さん 場所:宮崎市長嶺 愛和大淀ゴルフクラブ南
平成14年4月 | Uターン 土地探し開始 綾・高岡・田野・清武・佐土原を探索 |
同年 7月 | 実だけ加工されたログと板類が到着 切り込み開始 |
平成15年4月 | 土地購入 約450坪 9月 独立基礎造作 作業小屋造り |
平成16年1月 | 壁を積み始める |
同年4月初旬 | 壁完成 |
同年5月下旬 | 棟上げ |
同年6月末 | 屋根完了 夏完成 |
「ログハウスとの出会いは、学生時代の北米大陸80日間の自転車一人旅でした。アラスカをスタートしてカルガリーから五大湖、サウスダコタからロスアンゼルス。道すがらの沢山のログハウスを見ながら、『自分で建てたいなぁ!』との思いが湧いてきました。」 |
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連休明けの晴天の日、現場にお伺い致しました。 |
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玄関(上左)を入ると(上)、4×4mと4×5mの空間が左右に各二部屋。 飾り加工の施された梁もめぐらされ、シンプルで頑丈な構造になっています(左)。 将来沢山の木工芸品で、4つの部屋が埋め尽くされる事になりそうです。 |
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「木工と花屋をやります。自転車の旅はきつい時も多くて、そんな時に野の花を見て感動するんですよ。花に興味を持ちだして花の本を見始めたのも旅の影響ですね。」 「庭などの足元だけでなく、窓の外や室内の中空など、ヨーロッパみたいに空間に花が咲いているといいですよね。」 |
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将来商品化されるであろう様々な木工芸品のサンプルが、あちこちに置かれています。通りがかりに立ち寄られて、買って行かれる方も既にあるようです。「県産材を使ったカヌー作りも予定しています。川遊びだけでなく、作る楽しさもお伝え出来ればと思います。」 | |
県道添いの敷地の北側は、深い緑に囲まれています。 |
棟が上がり、垂木架けも終盤です。 ご両親も応援に駆け付けて、楽しそうに加勢をされています。セルフビルドでは、一人では半人分、二人では三人分の仕事量に感じられます。 |
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玄関上の屋根は鋭角。本屋根との取り合いが思案のしどころ。 | |
広々とした屋内から見ると、大屋根の下に彫刻を施された十字懸垂が三箇所。古木の白太を取り除いて磨きを掛けた立派な柱が、棟木や母屋を支えています。 |
屋根の隅々に板金が取り付けられ、ゴムアスルーフィングの上にアスファルトシングルが張られていきます。 玄関手前と反対側全てがシェットドーマーになり、屋内に入ると空間の広がりを実感します。 敷地の北側に広がる田圃の早期水稲は、青々と茎や葉を太らせ、早々と穂をつけています。 |
12月17日
久しぶりに伺いました。以前ホームセンターの工作室で偶然お会いして、建具造作中とのお話しをお聞きしていましたが、全ての戸も窓も見事に手造り中!細やかな手仕事は家造りへの思いの深さを現しています。 |
少しずつ戸や窓が設置されています。入口を向いて一番先に目にはいる、手の込んだ大きな出窓も骨格が出来ています(左)。 完成したら木工品が並ぶ店舗となる予定のログハウスですが、すでに学習机などの作品製作も進んでいて、建物の完成を待っています(右)。 |
装飾のきれいに施された窓が、立派に設置されています。 内部の柱や梁やログ壁のカットにも、個性的な趣向が活かされて、楽しみながら加工された様子が現れています。 |
きれいに加工された柱が何本も準備されています(左)。 吹き抜けを囲む手摺りや手摺り子も、こだわり充分の意匠です(右)。 |
見学ご希望の方は、ログハウス・ビルドまでご連絡下さい。
現地までの地図を差し上げます。
戸・窓の設置や外装内装などの様子を、今後も随時ご報告致します。
<一口メモ>
安くて良い金物や設備機器など、様々な建材や道具を探すのも、セルフビルドの大事なポイントの一つです。
ホームセンターには大方の物が揃い、だいぶん安い物もありますが、業者向けの建材屋さんにも足を運んでみて下さい。業者には値札より更に安くなるケースもあります。
知り合いやお近くの建築業者に相談してみるのも方法です。