オーナー:吉見さん
場所:山田町長谷
材種:地元杉/ハンドカット フルログ
平成13年4月-丸太加工開始
平成15年2月-完成
合鴨の刺身を頂きながら、吉見さんご夫妻のお話を伺いました。
平成10年に基礎工事、丸太の加工スタートが13年4月、そして15年2月に完成。 「まだ水回りが未完成なんですよ。」とおっしゃるものの、グリーンツーリズム研究会の本拠地として、すでに多くの方が農業体験や研修に利用されています。 |
|
|
|
|
|
広々とした玄関を入ると、地肌のきれいな横積みの丸太はもちろん、様々な太い柱も目に飛び込んできます(左上)。右手にはカウンター付きのキッチン(右上)。 その上には広々とした吹き抜けを通して、よしず張りの屋根天井と自然木の手摺り、南側に大きな窓、おしゃれなペンダントランプ(下)。 |
|
|
|
|
大きな掘り炬燵を中心に、沢山の自家製の料理が並び、にぎやかな歓談の様が想像される大広間(左上)。床の間には上質な磁気の水差しと琴(右上)。セトリングに合わせて梁を下げる為、柱と梁の間には両側からくさびが入れてあります(左)。 階段を上がると宿泊用の部屋が並んで、あちらこちらにログハウスらしい造作(下)。 |
養豚の外に合鴨農法を始められたのが平成3年。 試行錯誤ながら、魚沼のコシヒカリに匹敵するきれいで美味しい米が出来て、吉見さんも農業試験場もビックリ。 「機械精米は熱が発生して、どうしても味が落ちてしまいます。そこで、良い味を保つ精米方法として、古来からの石臼、そして動力としての水車に辿り着きました。九州各地の水車を見て廻り、専門書も相当調べました。」 |
|
日本水車協会などの資料を基に、直径6mの水車と3.5×9mのログハウス。平成9年4月から3ヶ月間、4人掛かりの突貫工事。 『吉見の愛がも水車館』と銘々されて、6月29日水車祭りが催され、お披露目はNHKの全国放送。 |
|
もう使われなくなって放置されたり棄てられた石臼を探し回って4個。2個は中国から輸入。 6個が横一列に並び、水車の回転が伝わって、大きな杵が持ち上がりドスン。懐かしのゆったりとしたリズムを刻みます。 自家発電装置もあり、自動オルガンなども音を奏でて、楽しい水車小屋を演出しています。 |
|
ゲスト用の大型の露天風呂と懐かしの五右衛門風呂(上)。 広々とした敷地には、馬やダチョウや猿も飼育され、八角形のゲストルームの外に、六角形の新たな建物が出来つつあります(下)。 |
|
![]() |
|
「パンの焼ける石釜を設置する予定で、あちこち見に行って研究しています。それにサウナも造りたいですね。」 |